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スタッフブログ

「終活」は、まずはこれからスタート 自分らしく生きるための準備を始めましょう

こんにちは。

「終活」には、みなさんどういったイメージをお持ちですか?
「『終活』とは、人生の終焉を考えることを通じて、自分を見つめ今をよりよく自分らしく生きる活動」と私たちはお伝えしています。

自分の最後は自分で決めたい、家族に余計な迷惑をかけたくないなど、「終活」を意識しても、まずは何から始めれば良いのか分からない人も多いのではないでしょうか?
そこで、今回のブログでは「終活」についてお伝えしたいと思います。

エンディングノートのススメ

私たちが「終活」を始める際、オススメしているのが「エンディングノート」を作成することです。もちろん、普通のノートを使っても良いのですが、専用のエンディングノートを使うと、あらかじめ様々な項目が用意されているため、それに答える形で書き進めることができます。

エンディングノートの主な項目は
・基本的な自分の情報
・自分史
・財産について
・保険や年金について
・葬儀やお墓のこと
・介護、告知、延命治療、献体について
・大切な人へメッセージ

自分自身でしか分からないこともあるため、まずはご自身の情報を共有するという意味も含めてエンディングノートを作成することを、私たちは重要視しています。
そして、このノートを書き進めていくと、改めてご自分の頭の中を整理ができるので、今後の終活を進めるにおいても一つの道筋がたちます。さらに、これからどう生きていこうかと考え、これからの生活がより充実することに繋がっていくのです。

終活しておくと良いこと

終活の内容は、多岐にわたります。
まず、年金、介護、相続、保険といったことを整理し、また、残される家族に共有しておきます。そうすることで、いざという時の家族への負担が格段に減るのです。
「終活」では、あらゆることを整理していきますが、このことを「生前整理」といいます。
まずは、どのような項目を整理していく必要があるのか考えてみましょう。

1、書類の整理(各種証明書、カード、財産に関する通帳や登記簿など)
2、資産価値のあるもの(不動産や株券、財産価値のある貴金属)
3、記念となるもの(資産価値はないが大切にしていたもの)
4、リサイクル、寄付できるもの
5、不用品

1、各種証明書、カード、通帳や登記簿などの整理。特に亡くなった後にすぐに必要となる保険証、各種年金手帳、公共料金の引き落としなどの書類は一箇所にまとめておきましょう。

2、資産価値のある不動産や株券、預貯金の通帳、財産価値のある貴金属、骨董品などは相続や形見分けの参考になるので、一覧表にきちんと明記しておきます。

3〜5においては、「モノ」の整理です。
3の記念品となるものは、自分の死後どのように扱ってほしいかを明記しておきます。4、5においては、不要なものを処分する「断捨離」を生前に行っておくと、残された家族が困らずにすみます。
断捨離を実行する過程で写真などの整理にも繋がりますし、そこから遺影の候補も上がってきます。すぐではなくても、「遺影はこれにしておいて」と伝えておくことで、ご家族の負担はとても軽くなるのです。
「立つ鳥跡を濁さず」の精神で、すっきりと整理していきましょう。

遺言書

遺言書は、人の最後の意思を尊重し、死後その意思の実現を保証するための制度です。生前お世話になった人に遺贈したい場合や、特定の人に相続させたくなかったりする場合、相続トラブルを未然に防いだり、意思を伝えたりしたい場合に有効です。
遺言書を残すメリットとしては、遺産の分配方法を指定でき遺産相続の争いを防ぐことができる。相続手続きが楽になる。相続人の廃除などの死後の願いが叶えられる。といったことが挙げられます。

しっかり自分の意思を伝える

葬儀についてもしっかりご家族とお話しされることをおすすめしています。
ご自分がどんな風に見送ってほしいのかコミュニケーションをとっておくこと。さらに、どんな人たちに見送られたいのか、ご自身の交友関係を伝えておくことは大切です。
葬儀の見積もりも取れますので、そういった具体的な費用も明らかにしておくと、今後のライフプランの指針にもなります。先述しましたが、葬儀についてご自身の意思を家族に共有しておくと、残される家族への負担が格段に減るのです。

気負わずにやってみる

「終活」は1日で一気にするものではありません。 まずは、エンディングノートを書き始めてみてはいかがでしょうか?少しずつ、おおらかな気持ちで出来るところから書き進めていただければと思います。どこから始めてもいいですし、迷ったら弊社の終活ライフサポート(★)にご相談いただければと思います。
エンディングノートを書き進めることで、これからの生き方を見つめ直し、今のご自分に必要なものは何かといった「モノの整理」、「断捨離」にも繋がってくるかもしれません。

終活はご自分のためでありながら、家族への思いやりでもあります。
自分らしく最後まで生きるための準備である「終活」を、ぜひスタートさせてください。

終活ライフサポート

終活ライフサポートでは、葬儀のご相談やお見積もり、墓地等の葬儀後のアフターフォローも行なっております。さらに、終活セミナーなどを通して皆様の終活をあらゆる面でサポートいたします。
専任の終活カウンセラーがおりますので、お気軽にご相談ください。