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スタッフブログ

近年需要が高まってきている「家族葬」のメリット・デメリットとは

こんにちは。今回のブログでは、近年、葬儀の形式として増えてきている家族葬についてお話しいたします。核家族化が進み、近所付き合いなどが疎遠になってきている昨今、家族葬の需要は年々高まってきています。また、この2〜3年は新型コロナウイルスの影響もあり、家族葬などの小規模葬を選ばざるを得ない方も増えてきています。地域により異なりますが、愛媛県と高知県では約4〜5割の方が家族葬を選ばれている現状です。

家族葬について

まず、「家族葬とは何か?」というと、実ははっきりとした定義はありません。ですが、一般的には、家族や親族を中心に少人数で故人を見送る葬儀と考える方が多いようです。ベルモニーでは、家族が想いを込めて故人をお送りする大切なお葬式と考えており、参列者の多い少ないや式場の広い狭い、葬儀にかけるご予算などに決まりはないと考えております。
実際に家族葬をご希望される方でも、近所と親しくしていたので両隣のみは声を掛けたいなど、定義が決まっていない分、故人や家族の想いが反映しやすい葬儀とも言えます。また、家族葬は一般葬と比較して弔問に来られる方も少ないため、ゆっくりと故人との最後の時間を過ごすことができます。

家族葬の流れと費用について

家族葬といっても、基本的には一般葬と同じように宗教者様をお呼びして通夜式と葬儀式を執り行います。(通夜葬儀の流れの記事は→こちら
そのため、参列者の多い一般葬と比較して、参列者に振る舞う料理代や返礼品代は金額として差が出てくるところになります。家族葬であっても一般葬と同じように祭壇や棺、骨壷などは必要です。ベルモニーでは「選べる家族葬」として、故人や家族の想いに寄り添った家族葬を提案しております。その中で、式場の種類や大きさ、訃報の案内方法、祭壇や棺などの葬儀品などを希望や予算に応じて案内しております。

実際に家族葬で執り行いたいと事前に決めていても、いざ葬儀の請求書を見ると想像していたよりも高額だったと思う方もいらっしゃいますので、まずは一般葬と家族葬の違いについて理解しておく事と、家族葬であっても選べることがたくさんありますので、事前に葬儀相談や見積もりをとる事をお勧めいたします。希望を詳細にお伝えいただくことによって、納得する費用で後悔のない葬儀を執り行うことができます。

家族葬のメリット

先述した通り、一般葬と比較すると弔問客が少ない家族葬。その為、ゆっくりと故人との最期の時間を過ごすことができます。また、故人と親しい方ばかりなので、故人の思い出話に花が咲くのではないでしょうか。アットホームな雰囲気で故人をお送りしたい場合や、あらかじめ参列者が少ないと予想される場合には、家族葬を考えてみるもの良いかもしれません。

家族葬のデメリット

参列者が少ないということは、頂くお香典が少なくなってしまうとも言えます。確かに家族葬は一般葬と比べたときに、振る舞うお料理や返礼品が少ないため、葬儀費用が抑えられる傾向にあります。しかし、頂くお香典を考えると、場合によっては一般葬よりも支払う葬儀費用が高くなってしまうこともあります。

家族葬の注意点

故人の顔が広い場合には、葬儀の翌日以降に訃報を知った方々がそれぞれの知ったタイミングで自宅に直接弔問に訪れるようになります。

葬儀式が終わったばかりの中で、急な訪問によって香典返しなどの準備を慌ててしないといけなくなったといったケースも。
一昔前には年賀ハガキなどで故人の交友関係などを把握することも出来たのですが、現在ではそのようなやり取りも薄れつつあり、家族にとっては葬儀をどこまでの範囲にお知らせすればいいのか分からず、難しい判断を迫られることもあります。
そのような場合には個別に訃報をお知らせする事も出来ない為、新聞のお悔やみ欄に掲載して広く周知させる方法が一般的です。このお悔やみ欄の掲載ですが、家族葬を希望されている場合には、予想外に多くの弔問客が葬儀に来られる可能性がある為、葬儀が終わった後に掲載するという方法もあります。後日新聞に載せるメリットは、親交のあった方に訃報を知らせつつ、後日訃報を知った方への対応も軽減されることです。
先述の通り、訃報を知らせなかった場合には、後日それぞれが訃報を知ったタイミングで弔問に訪れる可能性があります。後日お悔やみ欄にてお知らせすることにより、ある程度弔問に来られる方々の日程を予想しやすくなります。
残される家族が慌てることのないよう、事前に自身の交友関係など終活を通して伝えておくと良いかもしれません。(終活の記事は→こちら

ベルモニーが提案する家族葬について

「選べる家族葬」
先ほど、少し述べさせていただいた「選べる家族葬」について紹介いたします。「選べる家族葬」は、故人や家族の方の希望に寄り添った家族葬を実現するためのものです。
〜選べる家族葬の特徴〜
①家族葬の規模
ベルモニーでは、お客様のご希望する家族葬の規模や参列者数に合わせて、式場の大きさを選ぶことができます。
②家族葬の式場
希望される家族葬に応じて、ベルモニー会館や館内に設けられたプライベート空間である縁(ゆかり)、完全貸切家族葬会館 結(ゆい)といった家族葬専用の施設を選べます。
③家族葬の案内方法
家族葬における訃報案内の方法を選ぶことができます。
④家族葬の葬儀品
予算や希望に応じて葬儀品を選ぶことができます。
〜家族葬専用施設〜
ベルモニーでは、家族葬専用として「プライベートホール 縁(ゆかり)」と「完全貸切家族葬会館 ベルモニー結(ゆい)」があります。「プライベートホール 縁」は、葬祭会館内に設けられた空間で、式場と親族控室が一体となっており、家族の故人への想いや葬儀へのこだわりをカタチにする特別感のある家族葬式場です。「完全貸切家族葬会館 ベルモニー結」は、会館自体が家族葬向けに作られており、一日一組限定で家族葬を承る貸切会館となっています。これらの施設では自宅にいるかのような空間でゆっくりと過ごすことができ、故人との最後のお別れを行うことができます。
もちろん、全てのベルモニー会館でも家族葬専用にレイアウトを変更して、小式場にて家族葬を執り行うことができます。

まとめ

今後も、家族葬の需要は高まっていくだろうと予想されています。
今回のブログでも紹介させて頂いたように、家族葬にはメリットとデメリットがあります。また、家族葬を執り行う上での注意点もあります。その点をよく家族や葬儀社と相談しておくことで悔いのない葬儀を執り行うことができます。