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葬儀の主となる喪主の役割と心構えをお伝えします

こんにちは。今回のブログでは、喪主についてお伝えします。喪主は、葬儀をする際、重要な役割を担いますが、みなさまの中にも葬儀の最後に喪主が会葬御礼の挨拶をしている場面を見たことがある人もいると思います。ただ、実際はどのようなことをするのかご存じない方も多いのではないでしょうか?喪主の決め方や、葬儀の中での役割などをお伝えしたいと思います。

喪主とは

葬儀を執り行う際、まず喪主を決めます。喪主とは、遺族の代表者であり葬儀の主となる人です。
一般的には、相続の順番といわれており、基本的には、配偶者、そのあとは子ども、長男・二男・三男と子どもが喪主を行う場合は、男性が務める場合が多いようです。

宗派によらずどんな葬儀でも喪主を立てる必要があり、「直葬」の場合でも喪主は喪家の代表者であり、決定権をもつ場合もあるので決めておく必要があります。
(直葬の記事は→こちら

喪主の仕事

喪主の仕事は基本的には、葬儀全般の内容を決めていくことです。しかし、現在は「家族葬」が増えているため、「家族間でよく話し合って決めていく」という意識が大きいように感じます。
(家族葬については→こちら

通夜式や葬儀告別式に際して、喪主と葬儀社の間で次のような項目の打ち合わせが行われます。
(※記載されている内容は一例です。ベルモニー葬祭では、実際の葬儀の打合せの際には、専用の打合せ用紙を用いており、決定事項を記載した用紙をご喪家にもお渡しいたします。)

また、喪主になった際、心配に思うのは葬儀最後の挨拶ではないでしょうか。
普段と全く異なった状況で、使い慣れない言葉でする挨拶は、どんな人でも緊張してしまいます。
ベルモニー葬祭では、挨拶の雛形をお渡ししています。それを持って読まれる方もいれば、覚えて挨拶する方もいます。また、この雛形をベースに自分で文章を作り挨拶される方などさまざまです。

さらに、喪主は葬儀後の法要や墓参りなどの供養も執り行っていく責任があります。

喪主の心構え

「喪主としての心構え」をいくつかお伝えします。

・弔問を受けるときは、取り乱さないように心がけます。
・お悔やみの言葉は、「早速のお悔やみ、恐れ入ります」「わざわざお越しいただき、故人もさぞ喜んでいることと思います」など簡素にお礼を述べます。
・言葉にならない時は、深く黙礼するだけでもかまいません。
・弔問客が焼香の前後に黙礼したら、黙礼で応えます。

窓口としての役割

葬儀告別式の弔電は、喪主に送る形式となります。それゆえ、新聞のお悔やみ欄といった葬儀の案内は、必ず喪主の名前、さらに故人との続柄が分かるような形になっているのです。

先ほどもお伝えしましたが、葬儀後の法要も喪主が執り行います。ベルモニー葬祭では、法要の日程が近づきましたら喪主さまにご連絡し、案内状などの手配をさせていただきます。その際も、喪主名義の文章となります。

このように喪主は、葬儀当日の取り決めを行うだけではなく、葬儀後の窓口としての役割も担っているのです。

まとめ

葬儀をする際、必ず必要になる役割が喪主です。
家族葬が主流の現在は、喪主だけで決定していくというよりは、みんなで取り決めていく場合が多いとお伝えしましたが、やはり、最終的な決定責任は喪主にあるため、重要なポジションであることは違いありません。
喪主は、頻繁になるものではありません。それゆえ、その立場を務めることになった時、不安に思うことは誰しも同じです。喪主の役割に関しての心配ごとも含め、葬儀全般に関する疑問は、ベルモニー葬祭にご相談ください。